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誰がために鐘は鳴る
ALBUM
1990.06.21 RELEASE
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SECL-3017 (REMIX AND MASTERING:1999/09/08)
1990/06/21 released
01 MY OLD 50'S GUITAR
02 BASEBALL KID'S ROCK
03 少年の心
04 青の時間
05 サイドシートの影
06 恋は賭け事
07 夜は優し
08 SAME OLD ROCK'N'ROLL
09 太陽の下へ
10 詩人の鐘
11 夏の終り
『FATHER'S SON』から2年くらい経って、いよいよやらなくちゃってなったのが1989年の8月くらいだったんです。どういうものをやるかは漠然としていてね。あまりに自分が漠然としているから、どこかに籠もろうと。籠もるっていっても東京のど真ん中、夜景が見えるところじゃないとだめ、みたいな。それでメロディの切れ端くらい浮かんでこないかなと。だけど、全く何も出てこない(笑)。その状態のまま、カナダ、アメリカに行ったんですけど、向こうに行っても、ひたすら浮かんでくるメロディは、オールマン・ブラザーズの『RUMBLIN'MAN』1曲だけなんですよね。それは、結果的にはコップに水を注いでいた状態だったと思うんですけど。基本的に自分がやりたかったことっていうのは、すごくトラッドなものですね。ブルースでありカントリー・ミュージックでありポップ・ミュージックであるんだけど。サウンドもとにかくシンセサイザーはやめようと。最小限、どうしても避けられないところだけ使う。もう1回、ミュージシャンがプレイすることに帰りたいっていうかな。今はなんでも出来ちゃいますからね、打ち込みで。でも、そういうことはやめて、エモーショナルなもの、自分たちのテクニックのなかでギリギリなものをやりたいなって、スタートしたんです。思えば、自分が『路地裏の少年』からずっと作ってきたのは、基本的には男が一人前になる、大人になろうとしている歌だと思う。もちろん、一人前の男にまだなっていないんですけど、今回のアルバムは一人前になりかけている、"俺"の音楽を聞いてくれと、ちゃんと言えるアルバムになったと思っているんです。